​　KUMADA SUPER RACINGは、名古屋市で生まれたハードスポーツウェアブランドです。全ての商品は、名古屋市内で組成したローカルサプライチェーンによって生産されています。日本国内ではダウンヒルバイク・ゴルフ・スキー・スノーボード・アメリカンフットボール・トラック競技等のアスリートとのスポンサーシップによって、スポーツウェアとしての機能・品質をトレーニングやゲームでの使用感を通して改善と改良を日々加えています。こうした、製品の品質向上を通して日本製ハードスポーツウェアのブランドとして少しずつ成長を遂げて参りました。

　大きな転機は、２０１０年カナダバンクーバーで開催された冬季オリンピックでした。スノーボード競技におけるサポート陣からメンテナンスベストの製作依頼を受けました。選手が使用するイクイップメントを常に最高の状態に整備したり、突発的な故障や破損の応急措置に対応する為、サポートは工具を常に身に着けている必要があります。製作依頼の最初の言葉は「着る工具箱」でした。試作課程では、サポーターの置かれる環境についても課題解決機能を試作プラットフォームに乗せ、「作業は夜間であること、気温は零下環境であること、雑に扱う堅牢度」など、製品に落とし込む課題を一つ一つクリアーしながら作り上げていくものでした。こうして製品化した「着る工具箱は」は工具装着箇所３３、夜間発光するKUMADAルミプリント及び再帰プリント、高保温効果アルミ布ライナーなど多くの新機能を備えた製品の完成となりました。

　こうして、初めてUMADA SUPER RACINGは海外で紹介されることとなりました。その後北米でのお問い合わせを頂くようになり、カリフォルニアロサンゼルス地区での愛用者を少しずつ獲得していきました。北米での愛用者は、トラックドライバー・柔術家・コンサートライティング技術者・動物病院ナース・テレビ番組編集技術者など様々なプロフェッショナルに着用されています。何故、KUMADAか？とアンケートには、上記のユーザー様の「業務上アスリートより長い時間の着用を強いられるため、よりストレスのないウェアを好む先にKUMADA SUPER RACINGを選択した」と感想を頂きました。

　KUMADA SUPER RACINGはこうしたハードスポーツウェアの機能を、手軽にご使用いただけるよう、オリジナルチームウェアの製作にも力を注いでいます。